スチューデントドクター認定式

平成29年度滋賀医科大学スチューデントドクター認定式を行いました.

スチューデントドクターとは、共用試験 CBTならびに共用試験医学系 OSCE試験に合格し第4学年までの課程を修了した医学生で、臨床実習を行うに足る知識、技術、態度を身につけていると認定された者に与えられる資格です。滋賀医科大学では5〜6学年に臨床実習を行いますが、それに先立って認定式を行いました.学生代表の木内亮平君に学長から認定証書を授与したあと、副学長、医学科長などの先生方から学生一人一人に認定証書が授与されました.

医学教育カリキュラムの改訂により、臨床実習が「参加型」となりましたが、これは学生が診療現場に参加し、医療者の一員として役割を分担する形で実習を行うものです.

認定式では、学生代表が決意を述べ、学長、医学科長、病院長から、自覚を持って実習に励むこと、「患者さんから学ぶ」という姿勢が重要である、などの激励の言葉がありました.これから1年数か月の臨床実習で、学生諸君が多くのことを学び成長することを願っています.

 

なお、今春の医師・看護師等の国家試験の結果が発表され、滋賀医科大学は医師国家試験が 92.9%(新卒者 95.4%、全国平均 90.1%)、看護師が100%(全国平均91.0%)、助産師が100%(全国平均98.7%)、保健師が96.4%(全国平均81.4%)の合格率でした.本学からの受験者全員の合格を目指して、来年度も頑張りたいものです.

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卒業式ならびに学位授与式を行いました

滋賀医科大学では、平成29年度学部卒業式ならびに第2回学位授与式を行いました.学部では、医学科108名、看護学科56名の方が卒業され、一人一人に卒業証書をお渡ししました.本学では昨年、開学以来の卒業生が5千名を超え、それぞれが滋賀県、日本全国、海外で活躍されています.今年の卒業生の皆さんも、4月から医師、看護師等として大きく飛躍し、活躍されることを期待しています.

式辞では、スタンフォード大学のAbraham Verghese(エイブラハム・ヴァーギーズ)教授の「A doctor’s touch」という話(https://www.ted.com/talks/abraham_verghese_a_doctor_s_touch?language=ja)を引用し、常に「患者に寄り添う」気持ちを忘れないようにとの、はなむけの言葉を贈りました.

また、博士学位を取得された20名、修士学位を取得された10名の皆さんへの学位授与式を行いました.それぞれの方が、意欲的なテーマに取り組み、立派な成果を挙げて論文にまとめられました。臨床の現場へ戻っても学位研究の過程で身につけたリサーチマインドを活かし、それぞれの立場で課題解決に努力されることを期待しています.

「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」の言葉のように、大学は毎年多くの卒業生を送り出し、また4月に新入生を迎えます.滋賀医科大学で学び研究した皆さんが社会で活躍する姿を見ることが、我々の喜びであります.

猪飼剛先生のご冥福をお祈り申し上げます

滋賀県医師会長猪飼剛先生におかれましては、1月25日、不慮の事故で急逝されました。ご子息の智様とご一緒にスキー場で事故に遭われ、お亡くなりになりました。突然の悲報に接し、言葉を失いました。

猪飼剛先生には、滋賀医科大学経営協議会委員として、本学の経営と運営全般について有益なご助言とご指導をいただいてきました。それだけに、われわれにとっても大きな損失であり、無念でなりません。

猪飼先生は、法人組織による専門医のグループ診療という先進的な医療を推進され、滋賀県の地域医療に大きく貢献してこられました。また、滋賀県医師会長として、滋賀県の医療の充実と住民の健康増進に献身的にご尽力されました。快活で前向きな先生の姿勢には、いつも励まされてきました。

謹んで猪飼剛先生、智様のご冥福をお祈り申し上げます。